なんのこっちゃという感じかと思いますが、仮想通貨、暗号資産にも株のIPOみたいなものがあります。厳密に言えばありましたの方がいいかも知れません。
2017年に流行ったのですが詐欺もあったりで廃れていきました。
それが今回日本でもコインチェック
によって復活。名前はICOから名を変えてIEOになりました。私はこのIEOに申し込みました。その流れ、経緯と結果について詳しく書きます。
最後にIEOに今後参加するための方法も書きますので是非最後までお付き合い下さい。
パレットトークンを知る
7月1日から久しぶりに国内で仮想通貨による資金調達があることを知りました。2017年にはテックビューロのCOMSAというICOがあり、一世を風靡しました。
他にもQuoine社によるQASHなどいくつか参加してきました。
余談ですが、当時QASHの記事を書いたら青汁王子の三崎優太さんにわかりやすい記事！と紹介していただけました。
QASHも5倍、COMSAも一時5倍くらいまでいきました。COMSAのニュースを見ると2000円（18倍くらい）と出てきますが、初値のほんの誤発注のようなものですからこれが真実です。
実際COMSAの方は時価総額も大きく、初値は1.1倍とかでした。ただ早めに買った人は14%ボーナスとかがあり、実際には1.3倍くらいだったと言えるでしょう。
そんなICOですが、厳しい審査がないこともあり、詐欺が横行し始めました。
それによって業界そのものが廃れていってしまったのです。
しかし上場企業であるマネックス、リンクUも絡んだこのコインチェックによるIEO復活。詐欺の心配は0でいいと思いました。ならば突っ込んでいく価値は十分あると。
ただここにはリスクも当然あるわけで、大々的には書きませんでした。
本当は書きたい気持ちもあったのですが、私としても半信半疑。詐欺の確率は限りなく0でも、値下がりリスク、つまり公募割れリスクはあるわけで、それを考えると書けませんでした。
普段から仲良くさせてもらっている人には伝え、リスク承知でもやる場合はやりましょうという流れで言いました。ただ本当に損する可能性もあるからと。
また、それに加え私が知ったきっかけは2017年のCOMSAの時と同じく、北海道のトレーダーのYさんでした。
当時はむしろ広めて下さいと言ってもらえたのですが、今回はブログ記事を読ませていただき知ったので、ひっそりと心の内に秘める感じでした。
大々的に書いてしまうのもまたマナー的に良くないということもあってやはり書けませんでした。決して今回はライバルを増やしたくないとかそういう意味で書かなかったわではないんです。
この部分ご理解お願いします。
IEOパレットへの申し込み
皆さんIPOの抽選に参加してますか？当たればほぼほぼ利益になり、中には2倍、3倍にもなるものがありますよね。ただほとんど当たらない・・・。
このIEOパレットトークンは比例配分のように抽選で当たるとのことでした。
約9億円の資金調達でしたが、もし仮に90億円分の申し込みがあったとすると、10分の1くらいの確率ですよね。ただ10分の1で当たり、ハズレというわけではなく、大体10分の1の量を配分されるのです。
100万円申し込んでおけば10万円分くらいという計算ですね。運には左右されますが。
それで上限1000万の申し込みでした。1000万いったれ！とも思ったけど、300万円分申し込みました。
だって全部買えちゃうようなことになったら・・・怖いですから。
1口1000PLT、1PLT＝4.05円です。なので685口、300万円分の申し込みです。手数料が8%も取られるので躊躇しがちですが、背に腹は代えられないのでいきました。
IEO抽選結果
色々いざこざはありましたが、大体20倍ちょっとという倍率になりました。
私に割り当てられたのは34000パレット。つまり34口分です。まさに20分の1ですね。
IEOパレットトークン上場と投資結果
私は7.5倍くらいの30円に売り指値でも入れながら様子見と思っていました。
もちろんそれは理想であって、実際には2倍とかいってくれれば半分売って残りを放置とも考えていました。
7月29日（木）12時になるとこんな感じでした。
特買いみたいなものですね。この時、売りたい人は売れるようで9円くらいでの約定履歴はありました。
さらに13円の特買いになり、20円の特買い・・・。
ここでポイントは当然「何円分の特買いか」ですよね。切り上がっていくにつれて徐々に減っています。
ついには30円オーバーの特買い！
7.5倍。当初「理想」としていた価格に到達です。当然もう売っていきます。
割り当てられたのが34000PLTで5000PLT売りました。7.5倍の価格で7分の1を売る。つまりこれで残りが0円になっても負けない計算になるわけです。
さらに特買いが続けば・・・と思ったけどそうは問屋がおろさなかったです。
結局30円ちょっとのところできちんと寄り付き、そこから一気に15円くらいまで暴落。怖い・・・。
そして30円くらいまで一気に戻して20円までまた一気に下落。
今現在はそこで揉み合っています。
私は寄り付いた直後に半分まで売りました。
特買いを除けば30円を超えていた時間はほとんどなかったので、これはうまく対応出来たと思います。
結局現時点でまた少し伸びていてこんな状況です。
このパレットトークンのIEOに参加するためだけに入れた300万円が今日上場したそれだけで380万円になっています。もし仮に紙くず、電子ゴミになっても38万勝ちは絶対残るのがわかります。
控え目に言ってIEO最高でした！
IEOは今後もあるのか
コインチェック社が「第1弾」という言い方をしているので今後もあると思います。
ただ、今回のような7倍、8倍案件が今後も続くとは思えません。
しかしながらこれだけの過熱感を残し、次回は公募割れという可能性は"私は"少ないと思っています。
第2弾、第3弾あたりは積極的に行き、多くの人に知れ渡った4弾くらいから手を引くか控え目にする予定です。
だってIEOって知ってました？今日上場って知ってました？恐らく知らないですよね？
だからこそ優位性があるのだと思うんです。
なのでまだ第2弾、3弾あたりはいけるのかなと思っています。
コインチェックの口座があれば誰でも抽選に申し込めます。
今は身分証明書の提示もスマホ写真アップロードで出来ますし、本当に簡単に出来ます。しかし第2弾の発表があってから慌てて色々やろうと思っていても出来ないと思います。
それどころか第2弾に気付かない可能性もありますよね。
私もライバルが増えないためにも第2弾の発表を知ってもまた今回のようにあまり書かないと思います。
コインチェックに登録さえしておけばニュースで気付けるのも利点です。
興味がありましたらコインチェックの口座を開設しておいて下さい。
とりあえず今回は7.5倍という金山でしたが、次回以降はどうなるか全くわかりません。申し込む場合はそのあたりご理解の上やるようにして下さい。